コラム
2026.08.19
リトゥオは韓国発のコラーゲン製剤!Re2O・ブナジュの違いや特徴を医師が解説
美容皮膚科と美容外科の両側面から治療に従事し、「患者様のためになること」を第一優先に、自然で上品な美しさを追求するオールラウンダーな医師です。日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医でもあります。ヒアルロン酸注射、糸リフト、小顔手術を得意とし、ARTEMISLIFT(アルテミスリフト)・ハイドロ・リジュランのKOL(キーオピニオンリーダー)を務める実力派。常に最新トレンドに敏感で、知識と技術の探究に励んでいます。

リトゥオ(Re2O)は、ヒト無細胞真皮マトリックス(hADM)を主成分とし、肌の土台となるECM構成成分を補うコラーゲン製剤です。韓国ではRe2O、日本ではBNAJU(ブナジュ)の名称で展開されています。
美容医療というと、ヒアルロン酸などで「足りない部分を補う」施術を思い浮かべる方も多いかもしれません。一方、近年の韓国美容では、肌そのもののコンディションを整えるスキンブースターやコラーゲン製剤も注目されています。 その1つが、リトゥオ(Re2O・ブナジュ)です。
「韓国で受けるリトゥオと日本のブナジュは違うの?」「どんな成分が使われている?」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)でもリトゥオを導入し、肌状態を確認しながら医師が手打ちで施術しています。今回は、韓国での名称や肌育治療としての特徴、日本でリトゥオを受ける際に知っておきたいポイントを解説します。
リトゥオ(Re2O)は韓国でどのような施術ですか?
リトゥオは、韓国ではRe2Oの名称で展開されているコラーゲン製剤です。肌へボリュームを足すことを主目的とせず、ECM構成成分を補って肌の土台を整えることを目指します。
韓国では「Re2O」、日本では「BNAJU(ブナジュ)」
Re2O(リトゥオ)とBNAJU(ブナジュ)は、別々の施術ではありません。 韓国では「Re2O(リトゥオ)」、日本では「BNAJU(ブナジュ)」の名称で展開されており、名称やパッケージは異なりますが、同じ製剤を指します。
インターネットやSNSでは「Re2O」「リトゥオ」「BNAJU」「ブナジュ」など複数の表記があるため、別の肌育注射だと思われることもあります。韓国でリトゥオを知り、日本で施術を探している方は、まずこの名称の違いを知っておくと分かりやすいでしょう。
「足す美容」だけでなく「肌を育てる美容」へ
韓国美容では、輪郭やボリュームを整える治療だけでなく、肌質そのものへ働きかけるスキンブースターやコラーゲン製剤も選択肢が広がっています。

リトゥオも、単純にボリュームを加えて形を変えるための製剤ではありません。 肌のハリや弾力を支えているECM(細胞外マトリックス)に着目し、その構成成分を直接補うことで、肌の土台からコンディションを整えていくという考え方の注入治療です。
「何かを入れて形を変える」というよりも、「今ある肌を整えていく」。こうした考え方が、リトゥオの特徴だと私は考えています。
韓国で話題のリトゥオは、従来の肌育注射と何が違う?
リトゥオは、hADMに含まれるコラーゲンなどのECM構成成分を肌へ直接補う点が特徴です。
リトゥオの主成分は、ヒトの組織から細胞成分を除去して精製した「ヒト無細胞真皮マトリックス(hADM)」です。肌の構造を支えるI型コラーゲンやIII型コラーゲンをはじめ、ECMを構成する成分を肌へ補うことを目的としています。
従来の肌育治療には、薬剤による刺激を利用し、自分自身のコラーゲン生成をサポートするタイプもあります。 一方、リトゥオはコラーゲンを「作らせる」ことだけに頼るのではなく、肌の土台となる成分を直接「補う」という発想を持つ製剤です。
ヒアルロン酸注射とも目的が異なる
ヒアルロン酸注射は、くぼみや溝へボリュームを補ったり、輪郭を形成したりする目的で使用されることがあります。
リトゥオは、そうした立体的なボリューム形成を主目的とする治療ではありません。 目元の細かなシワ、額や眉間、ほうれい線周辺、ハリ不足、毛穴、キメなど、肌質に関する悩みへアプローチし、自然な変化を目指しますそのため、「大きく印象を変えたい」のか、「肌そのものを整えたい」のかによって、選ぶ施術は変わってきます。
リトゥオの成分や仕組み、期待できる効果を詳しく知りたい方は、 リトゥオ Re2O(ブナジュ)とは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説 もあわせてご覧ください。
韓国で受ける?日本で受ける?リトゥオを選ぶときのポイント
リトゥオを検討するときは、韓国か日本かだけでなく、使用する製剤、注入方法、施術後のフォローまで確認することが大切です。
韓国美容が好きな方の中には、「せっかくなら韓国でリトゥオを受けたほうがいい?」と考える方もいるかもしれません。
ただ、注入治療は製剤だけで仕上がりが決まるものではありません。 同じリトゥオでも、どの部位へ、どの程度の量を、どの深さに注入するかによって施術設計は変わります。また、リトゥオは1回受けて終わりとは限りません。
ビアンカクリニックでは、まず1ヶ月に1回のペースで3回程度、その後は肌状態を確認しながら半年に1回程度のメンテナンスをご提案することがあります。継続して受ける可能性まで考えると、価格だけでなく、医師へ相談しやすいか、施術後の変化を継続して確認してもらえるかといった点も含めて選ぶことが大切です。
ビアンカクリニックでは医師が肌を見ながら手打ちで注入
リトゥオは、「どの製剤を使うか」と同じくらい、「どのように注入するか」も重要な施術です。

ビアンカクリニックでは、医師が肌状態や施術部位を確認しながら手打ちで注入し、量・深さ・位置を調整しています。 また、先端が丸く細いマイクロカニューレを使用し、注入時の痛みや内出血などにも配慮しています。 ご希望に応じて肌診断機VISIA®で現在の肌状態を確認することも可能です。
韓国で話題だから、SNSで見かけたからという理由だけで施術を決めるのではなく、まず「何を改善したいのか」を整理すること。これは、私が診察でも大切にしているポイントです。
たるみをしっかり引き上げたい場合は糸リフト、ボリュームロスが大きい場合にはヒアルロン酸など、別の治療が適していることもあります。
リトゥオのダウンタイムや注意点も確認しておきましょう
注入治療であるリトゥオは、施術後に赤み、腫れ、むくみ、内出血などが生じる可能性があります。シャワーも当日から可能ですが、入浴は翌日以降としています。メイクは施術部位を避ければ当日から可能です。
また、ヒト皮膚組織由来の製剤のため、施術後は献血ができません。この点は施術前に知っておいていただきたい重要な注意事項です。
ダウンタイムの詳しい経過については、リトゥオ(Re2O)のダウンタイムは何日?の記事で、施術直後から7日目までの写真とともに解説しています。
リトゥオと韓国に関するよくある質問

Q. リトゥオは韓国では何という名前ですか?
A. 韓国ではRe2O(リトゥオ)の名称で展開されています。日本ではBNAJU(ブナジュ)の名称が広く使われています。
Q. Re2Oとブナジュは違う製剤ですか?
A. Re2OとBNAJU(ブナジュ)は名称が異なりますが、同じ製剤です。
Q. リトゥオの効果はいつから感じられますか?
A. リトゥオは、注入直後に大きなボリューム変化を出すことを目的とした施術ではありません。数週間かけて肌質の変化を感じる方もいますが、時期や程度には個人差があります。
Q. リトゥオの施術は痛いですか?
A. 注入時に針による刺激や圧迫感を覚える場合があります。ビアンカクリニックでは表面麻酔やマイクロカニューレを使用し、施術時の負担に配慮しています。
Q. 韓国と日本、どちらでリトゥオを受けるか迷ったら何を確認すればよいですか?
A. 使用する製剤だけでなく、注入量や方法、必要な施術回数、施術後に相談できる体制なども確認しましょう。リトゥオは継続して施術する場合もあるため、通いやすさも含めて検討すると良いでしょう。
韓国で話題のリトゥオ。流行だけでなく「自分の肌に合うか」で選びましょう
リトゥオ(Re2O・ブナジュ)は、hADMを主成分とし、肌の土台となるECM構成成分を直接補うことを目的としたコラーゲン製剤です。
韓国ではRe2O、日本ではBNAJU(ブナジュ)という名称が使われていますが、別々の施術ではありません。肌育治療の選択肢が増えている今、自分が改善したい悩みと製剤の特徴が合っているかを見極めることが大切です。
BIANCA CLINICでは、肌状態や骨格、これまでの施術歴なども確認しながら、リトゥオが適しているかを医師が判断します。「韓国で知って気になっている」「ほかの肌育注射との違いが分からない」という方も、カウンセリングでお気軽にご相談ください。